築34年の三木市K邸。子どもさん達が独立し、ご夫婦二人住まいになったのをきっかけにキッチン、リビング、和室、浴室、洗面所、トイレ、玄関、階段まわりなど、ほぼ全面的に家をリフォームされました。
過去回に引き続き今回はvol.4として、広く機能的に生まれ変わった浴室まわりをご紹介します。

（K邸その他の記事）
【vol.1】和室を洋室へリフォーム
【vol.2】開放的なキッチン・ダイニングにリフォーム
【vol.3】収納もデザイン性もある玄関・階段リフォーム

これまでの浴室は、タイルの目地やバスタブまわり (海老茶色の部分) の汚れが目立ちやすく、掃除が大変でした。また、足を折り曲げないと入れない浴槽のサイズが奥さまの一番のご不満点。「窮屈な感じで、あまりリラックスできませんでした」

リフォームで、浴室を拡張し、ゆとりのある空間に！ナチュラルな木目と清潔感のある白を組み合わせました。

「足を伸ばしてリラックスできる浴槽になり嬉しいです。窓辺に置いたスピーカーで、音楽を聴きながら長湯できるのが最高に幸せです。」

特殊な表面処理が施された床は、溝の奥までスポンジが届きやすい構造なので、お掃除がとても楽。また、冷たさを感じにくいメカニズムになっているので、床から冷えるということがありません。

浴槽保温材と、保温組フタのダブル保温で、4時間経っても湯温の低下はわずか2.5度以下。

[浴室 ↔ 洗面所 ↔ ユーティリティ ↔ キッチン] が行き来できるよう、壁を取り払って全てのスペースを繋げました。

ユーティリティにあった階段下の収納スペース。奥様は、もっと上手に使う方法がないかとずっと考えていたそう。「天井が斜めになっている上、無駄に奥が深くて。とても使いにくかったんです。」

設計担当の徳増が、洗濯機置き場にすることを提案。給排水工事と共にクロスを貼り替えました。「洗濯機が大きいのでここには絶対入らないと思っていたのに、見事シンデレラフィットで驚きました」奥様の長年の悩みが解決！

料理をしながら洗濯するなど、家事がとてもスムーズに！

リフォームで、ここまで変わるってすごい！このひと言に尽きます。築34年の家なので、建て替えることも頭をよぎりました。でも、基本の姿は変わらないまま、より快適な暮らしになるリフォームを選んで本当によかったと思います。